ガラス彫刻は長い歴史の中で様々な技法が発明されました。
工房で行なっている技法は
「サンドブラスト」と呼ばれ、
高圧エアで堅くて細かい砂(金剛砂など)を
吹き付けて加工します。1870年アメリカのテイルマンにより船舶の錆落とし用として発明されたのが
始まりです
その後、ガラス彫刻用にアレンジされ
アール・デコ期を代表する
ガラス作家などが多用しました。
この技法の特徴は短時間で制作でき、彫りの深さなど微妙に変えることができます。
工房では小さなコンプレッサーで高い切削力を発揮できる
直圧式のブラスト機を使用して
一品一品、丁寧に彫刻しております。
機械で自動生産できないのと、失敗したら修正がきかないので1回1回の彫刻がまさに真剣勝負です。
砂のあて方の加減で微妙な表現ができたり、線彫り、平彫りといった通常の彫り方から
二段彫り、多段彫りなど立体感ある彫刻が出来るのもこのサンドブラストの特徴です。